兵庫県にある「コウノトリの郷公園」へ行って来ました。
あいにくのお天気でしたが、到着した時は丁度雨がやんでいましたわ☁
駐車場は結構広いです!
無料で駐車できます。園内見学も無料。
(コウノトリ文化館入口に、「コウノトリ環境協力金」箱が設置されています。
コウノトリ環境協力金は、餌場となる自然環境の整備に使われています)
駐車場に車を止めて奥に進むとすぐ「コウノトリの郷公園」です
園内マップ
コウノトリ文化館
館内はコウノトリの説明書きや、展示があります。
コウノトリについて、説明もして下さってました。
現在では極東に2,000羽余りしか生息していない絶滅危惧種です。
かって日本にはコウノトリが普通に生息していましたが、1971年に国内個体群が絶滅した後、2005年からコウノトリの郷公園が実施してきた野生復帰事業により、最後の生息地であった兵庫県北部の但馬地域を中心に、繁殖個体群が復活しつつあります。
園内には屋根がないケージが設置されており、コウノトリの様子を間近に見ることができます。また、自由に飛翔する野外のコウノトリも園内や近隣で見られます。
コウノトリの巣
おお~!!飛んでる~⤴⤴
結構沢山いました⤴⤴
造巣から巣立ちまで
①造巣
雌雄が協同で巣づくりします。材料は枝や枯れ草など直径約2mで、中央部に枯れ草を敷き詰め産座(抱卵・育雛の場所)にします。
②産卵
産卵期は3月から4月。1日もしくは2日おきに産卵します。
卵は直径が約7㎝、短径が約5㎝、重さ約115gです。
③抱卵
一巣卵数は3もしくは4が普通。概ね3卵目から雌雄が交代で抱卵を開始。
④フ化
ヒナがフ化するのは4月から5月で、抱く卵開始から約1ヶ月後、体重は70~80g。
この後雌雄が交代でヒナを抱いて温め、餌を運びます。
⑤ヒナ(15日目)
ヒナは、鳴く事あるいは親のクチバシをつつくことにより餌を催促し、親はこれに反応して飲み込んできた餌を巣の上に吐き戻します。
⑥ヒナ(1ヶ月)
ヒナはコウノトリらしくなり、羽ばたきを始める様になります。
親は翼を広げて日陰を作ったりヒナに水をかける事により、ヒナを暑さから守ります。
⑦巣立ち
6月から7月に巣立ちます。フ化から巣立ちまでは2ヶ月以上。この時の体重は4~5kg。
巣立った幼鳥は自分で餌をとる様になります。
6月だったので、丁度「コウノトリのヒナ」を見る事が出来ました(#^^#)
コウノトリの巣
いつまでも見ていたい気分でしたが、雨がパラついてきたので急いで駐車場へ。
ポストがかわいい⤴⤴
駐車場にある売店をのぞいてみました。
地場野菜やお土産物が販売されています。
軽食もありました。
見学、駐車場は無料だし、思っていたより沢山コウノトリがいて凄く良かったです。幸せを運ぶと言われているコウノトリ。
是非見に行って頂きたいスポットです(^▽^)/
コウノトリの公園情報
兵庫県豊岡市祥雲寺字二ヶ谷128番地
開園時間:午前9:00~午後5:00
休園 :月曜日(休日に当たるときはその翌日)
および12月28日~1月4日(原則)
アクセス
自動車
中国自動車道または山陽自動車道から播但連絡道路(和田山IC)から北近畿豊岡自動車道(日高神鍋高原IC)へ
舞鶴若狭自動車道から北近畿豊岡自動車道(日高神鍋高原IC)へ
日高神鍋高原IC~国道312号線(日高神鍋高原IC約30分))
公共交通機関
JR山陰本線「豊岡駅」へは京都,大阪,姫路方面から特急あり
「コウノトリ但馬空港」へは大阪空港から2往復
「豊岡駅」からは約4.5Km
全但バス「コウノトリの郷公園」・「法花寺」・「下の宮」行き
「コウノトリの郷公園」下車
※便数が少ないので全但バスのサイトで確認をお勧めします